ポケモンGOで「正しい歩きスマフォ」の練習を子供にさせてもよいかも
ポケモンGOがきっかけで、歩きスマフォを禁止する議論がありますが、正しいやり方を考えてもよいのではないかなと思っています。
わが家は、子供向けに、歩きスマフォは禁止でなく正しい歩きスマフォのルールを決めました。
1.歩くときは、スマフォの「画面をおへそに付けて」前を見て歩く。
2.立ち止まるときは、後ろの人にぶつからないよう「後ろを確認する」。
3.スマフォを見るときは、止まって「目と同じ高さ」で周囲も見る。
4.スマフォを見るときは、壁があれば「壁を背にして」他の人の邪魔にならないようにする。
決めたら、決めたことを正しくしている様子を写真に撮って、それを本人に見せて「これからも、こうやってやろうね」と言い聞かせておきます。
すぐには、ちゃんとできるようになりませんが、できてないときには、「ほら、おへそ、おへそ」「後ろ見てから」「目の高さ」「壁」などとキーワードを言えば、正しいやり方を思い出して直します。
ルールを作るときには、禁止することを決めるより、推奨することを決めるのがよいと思っています。
たとえば、「ここでは走らない」というより、「ここではゆっくり歩く」とした方がよい。
その説明として、「だから、走ってはいけない」という順番。
そのため、スマフォを見ながら歩かない。とか、急に立ち止まらない。というより、どうするのがよいかをルールにしてみました。
スマフォを見ながら歩きたい子に、スマフォを見ながら歩かない。と、やりたいことを単に全否定するルールは不毛です。
子供は一方で、親に言われたことを守ろうとも思っているはずです。
なので、スマフォの画面をおへそに付けるをルールにすると、それを守ると画面が見れなくなるので、結果的に画面を見なくなるというルールの建て付けをする方が、スマフォを見ながら歩かないというルールよりは、比較的ましだと思います。
ちなみに、歩くときにスマフォ画面をおへそに付けるルールですが、ポケモンGOでは、スマフォを上下逆さにすると液晶画面が消灯するという機能があり、バッテリーも長持ちするし、スマフォが熱くなるのも防げます。「バッテリーを長持ちさせるために、そうするんだよ」という理由も追加してもよいかもしれません。
ポケモンGOでこの機能を使うには、設定画面から「バッテリーセーバー」をONにします。
正しい歩きスマフォが身につけば、今後、地図アプリを見たり、メールを見たりもできるようになって、将来、役立ちそうです。
いまの子供達がこれから育つにつれて、スマフォの利用度はあがるでしょうから、歩きスマフォを禁止するよりも、ポケモンGOをきっかけに、スマフォの利用リテラシを高める機会にとらえてもよいかなと思いましたが、各ご家庭それぞれのお考えのあることだと思いますので、ご参考まで。
7月 29, 2016 | Permalink
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