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2010年6月22日 (火)

情報経済革新戦略-日本勢は営業利益率で差

経済産業省が平成22年5月に発表した「情報経済革新戦略」は興味深い内容だ。

スライドは以下のPDFとして公開されている。

情報経済革新戦略
~情報通信コストの劇的低減を前提とした複合新産業の創出と社会システム構造の改革~
http://www.meti.go.jp/committee/summary/ipc0002/report01.pdf

この中のスライド6に「日本勢は、世界の主要プレイヤーと比較して、営業利益で大きな差」というスライドがある。

Slide1

これにちょっと書き込みをしてみると、さらにおもしろい。

Slide2

書き込んだオレンジ色の点線は、横軸の売上高に縦軸の営業利益率をかけただけだ。
つまり、営業利益額の等高線になる。
5000億~4兆円までを書き入れてみた。

すると、先頭にIBMがいて、それをマイクロソフトとGEが第2グループとして追従しており、続く第3グループが5千億~1兆円の間で、ひしめきあっている様子がうかがえる。

第3グループには、真上に向かう選択肢がありそうだが、営業利益率の上限はありそうだ。
40%を超えたら、ぼったくりと言われるかもしれない。(笑)
また、右に向かう選択肢はあるのだろうか?それはあり得るが、等高線をまたぐのが大変なことがわかる。

今後の競争は、オラクルやグーグルは、営業利益率を維持したまま売上拡大をし、サムソンやHPは、売上高を維持しつつ営業利益率向上をしようとしているのかもしれない。
各社は競争するかもしれないし、この中の位置づけを飛躍させるために合併するのかもしれない。

この資料、他のスライドにもいろいろ興味がある分析がされていて面白いが、いずれにしても、日本企業には対抗策が必要のようだ。
日本企業が成長してくれないと、在日外資製造業に未来はないので、何らか役立つことがしたいと改めて思ったが、肝心の日本企業にその切実感があるといいのだけれど・・・

6月 22, 2010 |

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