« 新憲法での個人情報保護 | トップページ | ISO/IEC ウィーン国際会議 »

2005年4月 5日 (火)

公益通報者保護法

公益通報者保護法の施行が決まりましたね。

・・・トラックバックという機能を使ってみたかったので、あえて、まるちゃん日記を引用してみました。法条文などはそちらからアクセスしてください。
http://maruyama-mitsuhiko.cocolog-nifty.com/security/2005/04/post_4.html

公益通報者保護法とは、いわゆる内部告発者を保護する法律です。

公益通報者保護が議論された頃に、とても気になったものですが、国会が別の議題であふれたりして、ずっと先送りになってしまい、個人的には残念でした。
なんで興味を示したかを書いておきます。

個人情報保護であれば、個人情報保護法に照らせば、軽微な事故は多くの企業で発生していることが推定されます。
たとえば、「名刺がみあたらない」=「個人情報の紛失」ということなわけです。
これらのことについて、会社としては、「軽微なので相手に知らせないし公表もしない」と決めても、関係者の誰かが、「会社はそう決めたけれど、公表すべきではないか」と思えば、そのアクションを起こしやすくなります。
これは正社員に限らず、委託先や派遣、アルバイトなど広範に、その事実を知っているすべての関係者に言えることです。

企業としては、公益通報者保護法が施行された場合には、企業内の事故を隠蔽することは非常に高いリスクを負うことになるのでしょう。
いくら社員に退社後の機密保持契約を締結しても、条件を満たせば、公益通報者保護法が優先することになるわけですから、いままでのように、「会社の決定」を強いることはできなくなります。

事故発生の事後対応についての企業での整備は、この法律の施行日までに完了しなければならなくなると予想しています。

4月 5, 2005 |

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 公益通報者保護法:

コメント

コメントを書く